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【山形県】平成28年度公立高校入試問題の分析と対策<社会>

平成28年度、山形県立高校の入試問題<社会>を紹介します。

出題の傾向と分析、今後の対策をまとめています。

入試対策の参考になれば幸いです。

平成28年度入試問題の構成と特色

 
本年出題の大問数は6問、小問数にして47問と例年と比べて大きな変更はありませんでした。
 
例年通り地理・歴史・公民の三分野からの出題であり、記述問題は大問ごと2~3問、合計で14問の出題でした。
 
グラフや資料を読み取ってまとめる記述や、頻出内容の記述など、記述といっても難易度はそれほど高くなく、対策をしっかり行った生徒にとっては解きやすい問題でした。
 

大問ごとの特徴

第1問

基本語句の出題は少なく、資料を読み取り、答えを選んだり、記述したりする問題が中心でした。
 
また、これまで見られなかった形式の問題も出題されています。
 
世界地理に関してはやはり各国の特徴をしっかりおさえることが重要です。気候や農作物・鉱産資源などは確実に覚えておきたいところです。
また、世界地図を活用して気候帯の分布や主要国の位置関係の把握など、州を越えた広い視野での学習も求められます。

第2問

今年度も昨年度同様すべての地方を関連させた出題でした。県庁所在地名、地形、気候、産業などバランスよく出題されました。市町村合併を答える問いも出題されており、現代社会への関心も求められていることがわかります。

第3問

近年に比べ語句を答える問題が少なく、記号選択ではありますが細かな知識が必要とされる問題でした。記述題は定期試験と同程度の難易度のため、さまざまな問題に取り組み、解答の仕方をパターンとしておさえておく必要があります。

第4問

昨年と同様の出題形式でした。年号と語句を暗記するだけではなく、地図を用いた場所の確認や、出来事の要因、前後関係まで説明できるようになるまで教科書を中心に知識を深めたいところです。

第5問

国の政治と地方公共団体の政治を題材に、国会・内閣、裁判所、衆議院の優越、選挙制度など幅広く出題されました。難易度はさほど高くはありませんが、被選挙権に関する数字など細かなところまで正確な知識が求められました。

第6問

為替レートや、直接金融などの経済分野と、地域主義や国際分業などの国際社会に関する出題でした。また、記述題では生徒の考えを述べる問題もありバランスのとれた問題構成でした。

平成29年度受験生への学習アドバイス

 
一問一答に答えるための知識はもちろん、語句の説明や資料の読み取り、歴史の並べ替え問題など多様な問題に対応するための応用力が求められます。
 
記述問題も増加しており、単純な用語の「暗記」ではなく「理解」が必要となります。用語集などを用いて「わからない」ときはすぐに「調べる」という学習を心がけましょう。
 
また、時事問題にも対応できるように普段からニュースや新聞に触れ、社会の動きに関心を持ち、「考える」習慣を身に付けておきましょう。