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【山形県】平成28年度公立高校入試問題の分析と対策<理科>

平成28年度、山形県立高校の入試問題<理科>を紹介します。

出題の傾向と分析、今後の対策をまとめています。

入試対策の参考になれば幸いです。

平成28年度入試問題の構成と特色

 
大問は、昨年と同様8題構成で、例年通り『実験・観察』からの出題が多くありました。
 
難易度は昨年と比べて易化した傾向にあり、小問数は昨年よりも少なく、1つの分野を正しい知識をもって確実に答えることができるかを問う問題が多かったと言えます。
 
記述問題では相手に伝わるように表現力・記述力を要する必要があります。
 

大問ごとの特徴

第1問

細胞分裂についての実験・観察を中心に出題されました。基礎的な知識を問う問題が多く、得点源となった生徒も多いと思われます。
 

第2問

人の体のつくりについて、実験・会話を踏まえての出題となっていました。主に基礎的内容からの出題となったが、正確な用語の暗記力と記述力が必要不可欠の問題になっていました。
 

第3問

4年連続で天体分野から出題されました。太陽の黒点の観察と天気図記号の問題。ともに教科書レベルの出題のため、教科書の実験内容やトピック(細部)にまで目を通す必要があります。
 

第4問

火山と岩石について観察を踏まえての出題でした。記述・語句ともに標準的な問題でした。そのため、記述や穴埋めの問題で差が出たと思われます。
 

第5問

状態変化について実験形式での出題でした。3問中2問がグラフを見て答える記述・指定語句を用いて答える記述だったため、知識だけでなく記述力や表現力が必要となりました。
 

第6問

酸化と還元について実験形式での出題でした。並び替え・記述・計算・日常生活を踏まえた記述と色々な内容が入った問題となっていました。教科書レベルの内容であり、簡単に感じた生徒も多かったと思われます。
 

第7問

電流と磁界について実験形式での出題でした。ここで得点差がついた生徒も多いと思われます。オームの法則を用いた計算、回路の違いを正確に理解していないと解けなかった問題となっていました。
 

第8問

運動エネルギーに関しての問題でした。この問題は実験と実験結果を踏まえた出題となっていました。運動について正確に理解していなければ解きにくい問題だったと思われます。多くの生徒が苦手としている分野のため得点差が出た問題になりました。
 

平成29年度受験生への学習アドバイス

 
記述問題・語句問題など基礎的内容の出題が多かったため、学校の教科書を中心に正しい知識を頭に入れることが必要不可欠です。
 
記述問題に関しては、各学校で用いている学習帳の内容をまずは答えの通りに暗記することが大切です。
実験・観察の手順(実験器具の名称を含む)や留意点、結果をノートにまとめ、より深い知識を身につけましょう。
 
また、教科書は隅々まで読み、用語を正確に理解することも欠かせないポイントです。