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【山形県】平成30年度公立高校入試問題の分析と対策<国語>

【平成30年度入試問題の構成と特色】

大問構成は昨年までと同様5題構成でした。

第1問小説、第2問論説文、第3問古文、第4問語句の知識、第5問作文という出題も例年通りです。

第1問の会話における聞き方、第2問の比喩の読み取り、第5問の資料を用いた作文など、知識を問うだけではなく、それを活用し表現する力を求める問題が増加しました。

全体を通しての難易度は例年並みです。

大問ごとの特徴

 

〔第1問〕

読み聞かせを題材とした比較的解きやすい文章でしたが、問4の会話における聞き方や、問6の登場人物像を記述する問題では、文章からとらえた内容を的確に表現できるかが問われる問題でした。選択問題を含め、記述問題で得点できるかが鍵となる問題構成です。
 

〔第2問〕

俳句の季語を題材とした文章で筆者の考えと内容把握を中心に問題が構成されています。さらに、文法事項など知識を問う問題も出題されました。筆者が俳句を例として取り上げた意図や比喩の読み取りなど読解力に加え様々な力が必要な問題でした。
 

〔第3問〕

分量・難易度ともに例年並みです。現代仮名遣いや基本的な古語の意味など基本的な解法を身につけていれば得点しやすい問題でした。問3、問4の記述問題では、易しめの古文を現代文にする力が問われました。
 

〔第4問〕

漢字の書き問題5問と漢詩の基本知識を問う問題1題が出題されました。内容は教科書レベルの基本問題です。
 

〔第5問〕

3つのグラフを読み取り、今後の学校生活で大切にしたいことについて自分の考えをまとめる作文です。資料が意図している内容を読み取り、それを基にまとまりのある文章が書けるかどうかが問われています。
 
 

分野 単元 年度
H28 H29 H30
文学的文章 文脈把握
内容説明
心情理解  ◯
表現理解
登場人物の行動把握
説明的文章 文脈把握
内容説明
要旨把握
語句の知識 文の成分と品詞
漢字の読み書き
ことわざ・慣用句・故事成語
 画数・部首・書体
 敬語・表現の工夫
熟語の知識
古典 歴史的仮名遣い
内容把握
 口語訳
主語把握
主張把握
漢文
 表現 作文(自由・課題)

 

平成31年度受験生への学習アドバイス

 
書いてある内容を理解できるかどうかだけでは答えられない設問が出題される傾向を踏まえ、「自分で考える・表現する」ことを念頭に置いたトレーニングが必要になってきます。
 
小説では心情理解、説明的文章では筆者の考えや主張が何であるかを常に意識しながら読んでいくことが大切です。
 
古文は問題数をこなして読むことに慣れておくこと、第4問は教科書レベルの基本文法や語彙を確実に理解しておくこと、作文は必ず第三者に採点してもらい、自分の意見がまとめられているかを確認することを大切にしていこう。